代表プロフィール
加野 孝 KANO Takashi
1971年8月生まれ。
獅子座、A型、大阪府吹田市出身。
学歴
私立桐朋中学校・桐朋高等学校(国立市)を経て、慶應義塾大学法学部政治学科卒業。
2006年、神戸大学大学院経営学研究科(社会人MBA)修了。
神戸大学在学中に、経営系のグランゼコールであるフランスESCP(パリ高等商業学校。現ESCP-EAP)に一年間交換留学。国際プロジェクトマネジメント専攻コースで学ぶ。
2023年、社会構想大学院大学コミュニケーション・デザイン研究科修了。
教育実績
国立大学や全国有名私立大学の学部・大学院にて登壇実績がある。登壇テーマはコーチング、人材開発、リーダーシップ、組織開発、キャリア、モチベーション等。
職歴
1995年に大学卒業後、新卒で日本写真印刷(現NISSHA)株式会社に入社。
一般印刷の法人営業職を大阪支社で経験ののち、本社にて役員秘書職を経験。
1997年、祖父の創業した日本科学工業株式会社(現日本カノマックス株式会社)に入社。
管理部門全般、国内に加え、中国、米国関係会社の経営管理を経験後、管理領域管掌の執行役員、取締役に就任。
銀行取引再編や資金調達先の多様化、投資家・金融機関への経営情報開示やコミュニケーション強化、グループ再編(組織再編)、海外でのM&A、構造改革、人事制度改革、組織風土改革等に携わる。2006年同社退職。
2007年、株式会社コーチ・エィ入社。採用チームにて採用実務を経験し、2008年以降、コーチングを用いたサービスの法人営業、プロジェクトデザインとマネジメント、サービスデリバリーに従事。営業やプロジェクトマネジメントに加えて、自らプロフェッショナルコーチとして、エグゼクティブ・コーチングやグループファシリテーションに多数従事。コーチングスキルのトレーニング講師にも多数従事。東証一部上場企業から老舗中小企業、ベンチャー企業に至るまで、幅広いクライアント企業の企業成長や発展に貢献。主体的な人材にあふれる組織風土づくり、経営理念の浸透、次世代経営人財の発掘と育成、事業継承、業績向上など、クライアント1社1社の事情にあわせたプロジェクトデザインとマネジメント、コーチングを経験。多数のプロフェッショナルコーチが在籍する中で、トップクラスのクライアント・アサインメント数を維持した。コーチングという枠組みに留まらない自らの更なる自己成長と新しい領域での大学院進学を目指し、2021年同社を退職。
2021年春から2年間、大学院での学習と研究に傾注。知人経営企業の社長室における顧問として活動しつつ、大学院での講義や研究を通じ、事業構想と起業準備を行う。そして、2023年パッションクエストを立ち上げ。
資格・専門性
- 2006年、経営学修士(MBA)
- 2013年、国際コーチング連盟(ICF)認定プロフェッショナルサーティファイドコーチ(PCC)
- 2022年、リスクマネジメント協会認定 リスク検定試験 合格
- 2022年、Hogan Assessments Certification
- 2023年、コミュニケーション・デザイン学修士(広報PRに関する修士号)
- 2024年、DiSC® Certified Trainer
バックボーン
経営者に近い場所で生きてきた実体験
中小企業経営者の家に生まれ、就職後、一部上場企業のトップ秘書を経験。その後、家業に身を転じ、社長(父)の補佐を経営役員として担いました。家業の役員をしながら通ったMBA時代の研究で、経営者の仕事意欲についてのインタビュー調査と研究を行いました。
家業における成功や充実感と家業経営の困難さを経験し、数年間の熟慮の結果、転職。経営者、経営幹部のエグゼクティブコーチ(専門家)として人材開発支援会社の一員として十数年活動。
その後、知人経営の企業にて社長室顧問をしつつ、経営者が社外ステークホルダーとどのようなコミュニケーションを行うべきかという興味関心のもと、大学院に入学。大学院での学びをもとにした起業準備を行い、ようやく2023年、パッションクエストの経営者として事業を立ち上げました。
芸術や伝統文化に触れる機会の多かった幼少期
実家敷地内に枯山水と茶室があり、お茶の師匠が定期的に訪れ、祖母や母がお茶の稽古に励み、祖母が描いた季節感豊かな日本画が実家のそこら中に飾られていました。母は日本舞踊に琴、父と兄はバイオリン、私はチェロとなにかしら芸術や伝統文化に関わることを奨励されていた幼少期を過ごしました。のちに大学院で留学先を選定する際にパリを選んだのもそのようなルーツあってのことかもしれません。
自分の中での多様性。そして多様な仲間の存在
派遣社員以外のほぼすべての働き方を経験したことで、何かの立場に肩入れしすぎずニュートラルに多角的な視座から現象を観察できるようになりました。
(大学卒業後、一般社員、ミドルマネージャー、従業員代表、家業の経営役員、無職、フリーター、専門家サラリーマン、顧問、フリーランス、スタートアップ社長、大学非常勤講師を経験。)
多様なキャリアを通じて、多様で専門性豊かな仲間がいます。
学び続けるスタンス
29歳、49歳の二度にわたり社会人大学院に入学し、調査研究活動に従事。フランスの経営大学院への1年間の留学も経験。経営学、広報PR、英語、フランス語、簿記、リスクマネジメント検定、コーチング、ファシリテーションなど、何歳になっても学び続けるスタンスを体現しています。
異文化対応が重要な文脈での学習、業務体験
幼少期より、父の経営する企業の幹部や主要取引先の経営者と交流する機会に恵まれました。また、高校、大学時代に各1回、米国ミネソタ州に短期留学やホームステイでの滞在を経験。家業の経営役員時代には、米国NY州、中国遼寧省、シンガポールのグループ会社役員を務め、米国や中国の人々との交流も経験しています。
その後、フランスパリ市の経営大学院にて25か国から集ったクラスメートと共に、グループ対抗のケーススタディ制作コンテストに参加。フランス、メキシコ、アルゼンチン、インド出身のメンバーとグループを結成して、ケーススタディを制作し、優秀賞を受賞しました。フランスの欧州経営大学院(INSEAD)に制作したケーススタディーが収納されています。
コーチとしては、世界各国の拠点代表者、駐在員のコーチングを担当した経験が豊富。先進国、アジア地域の駐在者支援のみならず、南米大陸、アフリカ大陸など、過酷な環境下にある駐在員の支援経験もあります。